もう一度油絵をやってみたいから数万円を借りたらどうなるかな

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5万円借りるなら「もう1度、油絵をやってみたい」

私は、教育大で美術教育を学んでいました。美術の先生になりたかった訳ではありません。絵を描いたり、物を作ったりするのが大好きだったのです。しかし芸術の世界はお金がかかりますので、道具代だけで5万円なんてあっという間になくなってしまいます。現役の大学生の時は「借りたい」って何度も思いました。

 

高校生の頃は、美術専門の大学へ進学したいとも思いましたが、私立大学はお金が掛かります。ましてや、美術系の学校は製作費も掛かります。

 

デザイン系を勉強して将来の職業に結び付けば良いのですが、絵画や彫塑、焼きものを学ぶ学生はほとんど芸術家を目指します。

 

 

一般的な親なら、子供が「美大へ行く」と言ったら一度は反対するのではないでしょうか。そこで私は、国立大で美術が出来る大学を選択したのです。

 

将来の職業の事は考慮せず、「自分の好きな事をやる」ために教育大へ入りました。卒業してからは苦労しましたが、私は今でもあの時の選択は間違っていなかったと思います。

 

私は、大学の4年間で作品を制作する事で「何かに没頭すること」「内省すること」を十分に体験しました。あの時の時間が、今の私の生き方の基礎になっていると思っています。

 

結婚して子育てをすると油絵の趣味のためにお金を借りたくもなる

あんなに大好きな美術でしたが、卒業してからは働かないと食べていけません。働きながら制作する器用な人も居ますが、私は徐々に美術の道から遠ざかっていきました。

 

そして、結婚して子供が出来てからは全くと言っていいほど自分の時間が持てず、家事に子育てに日々奮闘してきました。

 

仕事も落ち着いて、子供も幼稚園へ上がった今、私はやっと一人の時間を持てるようになりました。そして今、ふつふつと思うのです。

 

「油絵がやりたい」絵を描くなら、画用紙に水彩絵の具でも良いのかもしれません。でも、どうしても油絵の濃厚感・ダイナミックな感じが忘れられないんです。

 

大きなキャンバスに、思いっきり絵の具をのせたい。今なら、あの時とは違ったものが描けると思うんです。絵は、「描きたい」と思った時にキャンバスに向かうのが一番いいんです。

 

気持ちが熱いうちに。絵は、「描け」と言われても描けないものです。そして、今描かなければ私は一生絵筆を握る事が無くなってしまうような気がするんです。

 

 

仮に5万円借りることがあったら、100号のキャンバスとイーゼルと油絵具が買えます。筆とパレット、少しの油絵具なら手元に残っています。

 

5万円は大金ですが、今まで子育てと仕事を頑張った自分へのご褒美として、投資してもいい金額かなと思います。

 

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